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注文住宅・工務店のWEB戦略!HPの解析からWEB集客戦略の立案♪
2023年04月22日 WEB集客
2020年のコロナの影響により、ユーザーの住宅会社の探し方にも変化が起こっており、企業のWEB戦略や集客方法もそれに合わせて変えていく必要が出てきています。
では一体どんなWEB対策をすればいいのか!?中々方向性が立てられないといったお声も多く聞かれます。
そこで、今回は今の時代に合わせた住宅会社のWEB戦略方法をHPの解析を軸に展開していこうと思います。
目次 |
HPのアクセス解析はなぜ必要!?
住宅会社のWEB集客方法は自社サイトだけでなく、スーモやホームズなどのポータルサイトや地元の情報誌、看板や展示場、インスタやティックトック、LINE@などのSNSを活用するなど様々な集客方法があります。
ただ、実際にどれ位の集客効果が出ているのか!?掛けた費用に対してどれ位の見返りがあったのか!?などの効果測定を正確にされている企業は少ないのが現状です。
そこで効果測定や広告見直しの分析の1つの方法が、HPのアクセス解析になります。
ポータルサイトや情報誌、SNSを見られるユーザーも、その企業に興味があれば必然的にWEBサイトに訪れる可能性が高くなります。
そのユーザーがどれ位いるのか?どういうユーザーがどういう動きをしてどこに着地しているのか!?を知ることによって、それぞれの集客媒体の指標が取れるようになります。
では、実際にどのようなデータが取れるのかを見ていきましょう!
解析ツールのグーグルアナリティクスとは!?
グーグルアナリティクスは無料で利用でき、多くの企業に使われているアクセス解析ツールです。
アクセス解析とは、Webサイトへのアクセスに対して様々な視点から分析を図り、サイトの状況を把握することを指します。
例えば、下記のような分析ができます。
➀参照元
どこから自社サイトに訪れたのか?という流入元がわかるようになっています。
➁ユーザー属性
性別や年齢、PCやスマホなどのデバイス別、地域などどういうユーザーが訪れているかがわかります。
➂閲覧ページ
どのページが人気なのか?などがわかります。
➃イベントトラッキングデータ
チラシなどのQRコードにトラッキングコードを設置することにより、チラシからの自社サイト流入数などがわかります。
➄コンバージョンデータ
実際にどういうユーザーがどれ位資料請求やお問合せをしたのか!?などのデータが取れるようになります。
注文住宅がGAを活用した分析方法
➀チャネル別で分析
上記は、ある注文住宅会社のアナリティクスデータです。
一番上のオーガニックサーチとはGoogle、ヤフーなどの自然検索による流入を表します。
ダイレクトは「お気に入り」や「直接リンクをクリックする」「QRコード」などで流入したユーザーを表します。
ソーシャルはSNS、リファラルは外部サイト、ディスプレイはディスプレイ広告を表します。
この注文住宅会社の傾向としては、
➀オーガニック検索での流入が一番多くコンバージョン率はそこまで高くないものの、チャネル別でのお問合せは一番多いという傾向。
➁外部サイトからの流入によるコンバージョン率が一番高い傾向。
➂SNSもある程度力を入れているが、そこまでコンバージョン率は高くない傾向
➃ディスプレイ広告は直帰率高く、滞在時間が短い傾向でコンバージョンもないため見直し対象となる。
という所がまず把握できると思います。
では次にそれぞれを細かく分析してみましょう!
➁オーガニック検索の流入ワードを検証
これに関しては、注文住宅・工務店のWEB戦略!今必要なSEO対策とは!?を参照してください。
実際には、サーチコンソールを活用しオーガニック検索で流入しているワードなどを分析しながらコンバージョンに近いSEO対策などを実施していくことで、さらにオーガニック検索からのコンバージョンを増やす対策を行っていきます。
➂外部サイトからの流入の検証
この住宅会社では上記の外部サイトからの流入によるコンバージョン比率が高いという傾向が出ています。
もちろん、これだけで外部サイトの効果測定は出来ませんが一つの指標として使える材料となります。
➃SNS活用の検証
昨今の注文住宅のSNSはピンタレストの流入比率が高い傾向にあります。
特に顧客が注文住宅を建てる際のアイデアや施工例にピンタレストの写真を参考にするということが増えてきています。
参考サイト:注文住宅のアイデアは「ピンタレスト(Pintrest)」から収集しよう
ただ、実際の自社サイトでのコンバージョンだけで見ると、インスタグラムがまだ一番高い傾向にあります。
この辺りも実際に自社の場合はどうなのか!?を検証してSNSの運用をするようにできれば、より効果の高い運用ができるようになるはずです!
今回、ここで取り上げた以外にもグーグルアナリティクスを活用し様々なデータを取ることが可能です。
より効果の高いWEB戦略が立てられるように役立ててください。