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NFTとは?特徴や市場、稼ぎ方などをわかりやすく解説
2023年04月22日 NFT
最近話題の「NFT」。東京都の8歳の少年が作ったデジタルアートが最高180万円で取引されたり、アメリカのデジタルアーティストBeeple氏のNFTアートが「約75億円」で落札されるなど高額な売買から投資家の注目の的です。
デジタルアートだけでなく音楽や漫画など、今後様々な形でNFTに触れることも増えてくると思います。
そこで今回は、NFTとは何か?や使い方、また稼ぎ方などをわかりやすく解説していきます。
NFTとは?
NFTとは「Non-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)」の略で、非代替性トークンのことです。
非代替性トークンとは、世界に一つしか存在しないものであることを、作成者・所有権などを証明できる仕組みのことを言います。
仮想通貨に使われているブロックチェーンの技術が使われており、デジタルコンテンツなどにデータを紐づけることで、世界で一つしかないものであると証明することができます。
NFTで収益を得る方法
NFTを市場で売買をして収益を狙う
NFTは株や暗号資産、不動産などと同じように、時間の経過とともに価値が変動します。そのため、購入したNFTを価格が上がったときにマーケットプレイスに出品・販売することで利益を得ることができます。
世の中にはさまざまなNFTが流通していますが、その多くはCoincheck NFT(β版)のようなNFTを取り扱っているマーケットプレイスで取引されていますが、ここでは2022年1月時点で時価総額2位(CoinMarketCap調べ)となっていて、ビットコインに次ぐ時価総額と知名度を誇っているイーサリアムをご紹介します。
イーサリアムは分散型金融(DeFi)ブームに乗って、大きく上昇しました。
しかし5月末には、電気自動車大手のテスラが環境への配慮としてビットコイン決済を停止したことや、中国政府が暗号資産取り締まり強化表明、米政府の1万ドル以上の暗号資産送金に報告義務を課す徴税強化案公表などを受け、イーサリアムの価格が下落しました。
その後は、8月にイーサリアムのアップデートが行われたことにより、上昇し再び史上最高値を更新。11月には50万円を超えるまで値を伸ばしました。
NFT取引を行うには、暗号資産取引所での口座開設が必須です。
イーサリアムの口座をお持ちの方はどなたでも、NFTの出品・購入・保管が可能であり、出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料な点も魅力です。
自分でコンテンツを作成してNFTに紐づける
自分自身にデジタルアートや音楽の作曲、漫画などを作成する能力があるのであれば、自身の作品をNFTに紐づけることで、そこから売却益を得ることができます。もし自分にはその能力がないという方であっても、プロにそれを依頼して入手したコンテンツをNFT化するといったことでも同様のビジネスが可能です。
この取引もNFTマーケット上で行われ仮想通貨で取引されるので、NFTを購入するには仮想通貨を購入しなければなりません。そのため、NFT取引を行いたい方は、取引所の口座開設を行う必要があります。
イーサリアムの詳細はこちらから
NFT化が進められているコンテンツ
●デジタルアート
●ゲーム ●音楽 ●トレーディングカード ●チケットの売買 ●デジタル上の土地の売買 ●仮想空間でのファッション ●漫画 ●映像 |
コンテンツ例①ゲーム
NFTゲーム(GemeFi)とは、ゲーム内アイテムが「NFT化」されているゲーム全般を意味します。
つまり、NFTを活用することによりゲーム内のアイテムやお金、キャラクターといったデジタル資産を流通させやすくなります。ゲーム内のアイテムやお金などをNFT系の仮想通貨の形で売買することも可能になります。
コンテンツ例➁デジタルアート
NFTデジタルアートは現物アートとは違い、売却以降、いつ、いくらで、誰が転売を受けたのか、まで、しっかりと確認でき、その後転売されても収益が出る仕組みとなっています。
冒頭でもお話したように、既にデジタルアートが高額で取引されている事例が増えてきているほど、注目されています。
→NFTアートの作り方と販売方法(稼ぎ方)を分かりやすく解説
コンテンツ例➂漫画
他のアート作品と比較すると市場規模は小さいですが、週刊少年ジャンプを発行している集英社や週刊少年マガジンを発行している講談社など国内大手の編集部がすでにNFT漫画を発行しており、今後の市場拡大に大きく期待が持てるジャンルとなっています。
NFTの市場規模
2019年は300億円ぐらいだったのが急拡大して、今や2兆円規模の市場となっています。
NFT市場全体の76%が下記のようなデジタルアートのコレクティブルになっています。
こういったものがNFTで高額で、限定商品として取引されています。