サクッと学びたい方へ!
この記事は「マンガ版」でも読むことができます!
GA4の仕組みや旧解析ツールとの違い・設定ポイントが1分でわかります。
「自社Webサイトのアクセス解析ツール『GA4(Googleアナリティクス4)』の使い方がよく分からない…」
「従来のGoogleアナリティクス(UA)と何が変わったの?導入方法や初期設定でやるべきことが知りたい!」
現在、WebサイトやECサイト、アプリのアクセス解析で世界標準となっている「GA4(Google Analytics 4)」。従来の旧アナリティクス(UA)から計測軸が根本的に進化し、ユーザーの「ページ閲覧」だけでなく、動画再生やスクロール、ファイルDLなどの「行動(イベント)」を精密に可視化できるようになりました。
この記事では、GA4の基本概念から「UAとの比較・変更点」「導入のメリット5選」「GTMを使った簡単導入ステップ」「必ずやるべき初期設定・コンバージョン設定」までを徹底解説します!
目次
1. GA4(Googleアナリティクス4)とは?新世代アクセス解析ツールの基本概要
GA4(Google Analytics 4)とは、Googleが提供する最新の無料Webアクセス解析ツールです。スマートフォンアプリの普及や個人情報保護(Cookie規制)の強化といった時代の変化に対応するため、**従来の「セッション・ページビュー中心」から「ユーザーの個別行動(イベント中心)」**の計測モデルへ刷新されました。
① 「ユーザー軸」での行動分析
PCとスマホ、アプリを跨いだ同一ユーザーの訪問や移動を、一連のカスタマージャーニーとして分析できます。
② GoogleのAI(機械学習)予測機能
AIが「今後の離脱予測」や「購入可能性の高いユーザー層」を自動解析し、予測オーディエンスとして広告へ活用可能です。
③ プライバシー保護・Cookie制限対応
Cookie規制が進む現代において、機械学習補完を活用することで個人情報を保護しつつ正確なデータを集計します。
2. 【比較表】旧Googleアナリティクス(UA)とGA4の決定的な違い
2023年7月に計測終了した旧標準「UA(ユニバーサルアナリティクス)」とGA4の仕様の違いです。
| 比較項目 | GA4(Googleアナリティクス4) | 旧UA(ユニバーサルアナリティクス) |
|---|---|---|
| 計測軸(単位) | イベント(ユーザーの「行動」単位) | セッション(訪問・ページビュー単位) |
| Webとアプリの統合 | 統合して同一ユーザーとして横断計測可能 | Webサイトとアプリは別データで分離 |
| 指標の定義(直帰率など) | 「エンゲージメント率」を重視(直帰率は逆定義) | 「直帰率(1ページだけ見て離脱した割合)」重視 |
| BigQuery無料連携 | 全ユーザー無料対応(生のローデータ出力可) | 有料版(Analytics 360)のみ対応 |
\ 「GA4・Web解析」をマンガで学ぶ! /
3. GA4を導入・活用する5つの強力なメリット
WebマーケティングにおいてGA4を活用することで得られる実用的なメリットです。
「ページの90%までスクロールした」「外部サイトへのリンクをクリックした」「PDF資料をダウンロードした」などの行動がタグ設置なしで標準測定されます。
10秒以上の滞在、2ページ以上の閲覧、またはコンバージョンを達成した「質の高い訪問(エンゲージメント)」を正確に評価可能。
ファネル分析、自由形式テーブル、ユーザーの移動経路(経路データ探索)などをドラッグ&ドロップで視覚的に作成できます。
基幹システムやCRM(顧客管理データ)とGA4の生データを結合し、高度な分析やLooker Studioでのダッシュボード化が可能です。
「サイトでカート離脱したユーザー」「特定の商品動画を見たユーザー」などを自動抽出し、Google広告のリマーケティングへ即座に反映。
4. GA4の導入手順(GTM活用・タグ直接設置の2パターン)
WebサイトへGA4を導入・設置するための基本ステップです。管理が容易な「GTM(Googleタグマネージャー)」経由での設定が推奨されています。
GA4プロパティ作成〜設置の4ステップ
管理画面の「プロパティを作成」をクリックし、アカウント名、プロパティ名、タイムゾーン(日本)、通貨(日本円)を設定。
計測対象WebサイトのURLとストリーム名を入力し、「G-」から始まる測定IDを取得。
GTMで「Googleタグ」を追加し、取得した測定IDを設定してトリガーを「Initialization – All Pages」に設定して公開。
自分のスマホや別PCでWebサイトへアクセスし、リアルタイム画面で数値が正常に動作するかチェック。
5. 導入後に「絶対にやっておくべき」必須の初期設定4選
GA4を設置しただけでは不十分です。正しく正確なデータを貯めるため、導入直後に設定すべき最重要項目です。
初期設定の重要チェックリスト
- • 1. データ保持期間の変更(デフォルト「2ヶ月」→「14ヶ月」に伸ばす):初期設定の2ヶ月のままだと前年同月比較などのデータ分析ができなくなるため、必ず14ヶ月に変更。
- • 2. 社内アクセス・関係者IPアドレスの除外:自社社員や制作会社のアクセスがデータに混ざらないよう、社内IPアドレスを除外フィルタ設定。
- • 3. Googleシグナルの有効化(クロスデバイス解析):Googleアカウントのログイン情報を使い、複数端末の同一ユーザー識別をオンにする。
- • 4. キーイベント(旧コンバージョン)の設定:「問合せ完了画面(サンクスページ表示)」などをコンバージョン(キーイベント)として登録マーク付け。
6. GA4での基本的なレポートの見方(探索レポート・リアルタイム等)
日常的なWebサイトの健康診断・アクセス分析を行うための主要メニューです。
• 集客レポート(ユーザー獲得・交通量):検索、SNS、Web広告など「どこからユーザーがやってきたか」のチャネル分析。
• エンゲージメントレポート(ページとスクリーンの表示):「どのページが一番見られているか」「滞在時間が長いか」のコンテンツ分析。
• 探索レポート(自由形式・経路データ探索):「お問い合わせに至ったユーザーの辿ったページルート」やCVファネルの離脱分析。
7. まとめ&よくある質問(FAQ)
GA4は、ユーザーのWebサイト上での「行動」を精密に可視化し、デジタルマーケティングを成功へ導く必須ツールです。導入手順と必須の初期設定を行って、自社サイトの改善に役立てましょう!
よくある質問(FAQ)
Q. GA4の導入費用や月額料金は発生しますか?
一般企業や通常のWebサイトで利用する範囲であれば完全無料で利用できます。エンタープライズ向けの有料版(GA360)も存在しますが、基本機能は全て無料版で網羅されています。
Q. GA4で旧UAと同じようにPV数やユーザー数を確認できますか?
はい、可能です。GA4のレポート画面「エンゲージメント > ページとスクリーン」から各ページのPV数(表示回数)やユーザー数を集計確認できます。